相談の前に、少しだけ整理しておくと話が早くなること
「とりあえず見積もりをください」
そう言われて、うまく進んだ案件もあります。
一方で、途中から何度も立ち止まり、修正が増え、結局「なんとなく違う」着地になったケースも少なくありません。
私の経験では、これは発注者やライターの能力の問題ではないことがほとんどです。
多くの場合、最初に共有される情報の“順番”が合っていないだけです。
※構成設計の基礎については COLUMN Vol.1「構成設計について」 で詳しく解説しています
書く前にズレやすい、3つのポイント
私がご相談をお受けする際、いつも最初に確認させていただくのは、次の3点です。
難しい話ではありません。
1. 誰に届けたいか
「できるだけ多くの人に」は、とても自然な考え方です。
ただ、実務では「まずこの一人」が浮かんでいるかどうかで、構成の精度が大きく変わります。
- 採用候補者なのか
- 見込み顧客なのか
- 社内メンバーなのか
この違いだけで、同じ内容でも伝え方は別物になります。
2. 読んだ後、どうなってほしいか
「分かってもらえたら嬉しい」というお気持ちはよく分かります。
一方で、制作を進めやすくなるのは、
- 問い合わせにつながってほしい
- 応募のハードルを下げたい
- 社内の共通認識を揃えたい
といった“次の一歩”がうっすらでも見えている状態です。
3. 今、何が一番詰まっているか
時間がないのか、書ける人がいないのか、方向性が決まらないのか。
この整理があると、「書く」以前の打ち手が見えてきます。
実は、全部そろっていなくても大丈夫です
ここまで読んで、
「正直、そこまで整理できていない…」
と感じた方もいるかもしれません。
それで問題ありません。
多くの企業は、この整理ができないから困っているのだと思います。
私自身も、「何が分からないのか分からない」という状態から一緒に整理することがほとんどです。
大切なのは、完璧な要件ではなく、
「ここがモヤモヤしている」という正直な共有です。
書く前の「整理」からご一緒します
私は、文章を書くこと自体よりも、
何を、どの順番で渡すかを整えるところから関わっています。
結果として、
- 修正が減り
- 判断が早くなり
- 社内外で説明が揃う
そうした変化につながるケースが多いと感じています。
「まだ何も決まっていないんですが…」
そんな段階からでも大丈夫です。
整理のところから、一緒に考えましょう。
貴社の発信に「整理」は必要ですか?
言いたいことはあるのに、うまく伝わらない。
どこから手をつけるべきか分からない。
その段階から、ご相談いただけます。 発信の整理を一緒に進める(お問い合わせ)
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